自己破産しても海外旅行に行ける?クレジットカードは使えるの?

海外出張や知り合いの結婚式など、自己破産中でも急に海外旅行の予定が入るというのは起こりうることです。

自己破産すると海外旅行に行けなくなるというデメリットについて聞いたことがある人は多いかもしれませんが、実際には自己破産しても海外旅行には行けます。

ただし、自己破産の手続き中は海外旅行に行く前に裁判所の許可をもらう必要がある、自己破産するとクレジットカードが使えなくなる、といった制約はあります。

自己破産中の海外旅行は裁判所の許可が必要

海外旅行に裁判所の許可が必要になるのは、破産手続開始決定が出てから免責許可決定が出るまでの、破産手続期間中のみです。

自己破産する人のほとんどは、破産手続開始決定と同時に免責許可決定が出る「同時廃止」という手続きをとることになりますので、海外旅行に許可が必要になることはありません。

ただし、財産を持っている人がとる「管財事件」では破産手続開始決定が出てから免責許可決定が出るまでに6カ月~1年程度の期間があり、その間は海外旅行へ行く場合に裁判所の許可が必要となります。

自己破産後の海外旅行ではクレジットカードが使えない

海外旅行ではVISAなどのクレジットカードを利用するという人も多いと思いますが、自己破産後の海外旅行ではクレジットカードが使えないので注意してください。

自己破産をすると、クレジットカード会社などが加盟している信用情報機関に情報が登録されてブラックリスト状態になり、約510年間クレジットカードが使えなくなります。

ここで利用したいのが、支払いをするとすぐに代金が引き落とされる「デビットカード」です。

デビットカードにはVISAなどのメジャーブランドのものがあり、自己破産後でも問題なく作ることができるうえ、対応している店舗も多いのが特徴です。

特にアメリカやヨーロッパではクレジットカードよりもデビットカードに対応しているお店の方が多いくらいで、デパートやショッピングモール以外にも、博物館や美術館、カフェやベーカリーなどでもデビットカードが使えます。

まとめ

自己破産で同時廃止の手続きをとる場合は、海外旅行に裁判所の許可が必要となることはありません。

管財事件になる場合は、破産手続開始決定が出てから免責許可決定が出るまでの破産手続期間中に海外旅行へ行くには裁判所の許可が必要となります。

なお、自己破産後はブラックリストに載るため、クレジットカードが利用できなくなりますが、デビットカードであれば問題なく使うことができます。

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